by Yo's

[第2回] ダルタニアン・教授のコンピレーションCD紹介

[ダルタニアン・教授談]

ベトナム戦争の最中、アメリカ国内では「反戦」という大きな力が広がっていき、その勢いも頂点に達していた。アメリカ国民はこんな泥沼化した時代に音楽という手段で反戦を訴え、また希望をも見つめていた。その輪の影響は日本国内にも浸透してきて、アメリカや英国の音楽を聴く機会が増えていった。

その頃ラジオで流れていた唯一の洋楽番組「オールジャパン・ポップ20」だったか?毎週日曜日の午後流れていたこの番組が楽しみだった。今から紹介する4枚組みコンピレーションCDは、その頃の印象に残っていた曲、また長い間トップ20をキープしていた曲を中心に集めた世界にここだけしかない、ゴージャス!グレート!スペシャル!スーパー、デラックス!CDである。

 

監修 / ダルタニアン“イヤーン”バカーン3世(通称、教授) 
※フランスなまりの日本語のため、一般人には聞き取りにくいので私が通訳させてもらいました。

 

教授「!!!ピシャッツ!!通訳しちょっとかぁ!」

 

 

[70'vol.1]

この頃は洋楽はジャンル分けも今みたいにあまり多くなかった時代でロック、フォーク、ポップス系が中心であった。(ソウル系は74年以降から序々に出てきた)

イギリスではロックバンドが頭角を現してきてトップ20にはなかったもののかっこいいバンドが沢山出た来た時代でもある。

 

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  1. 01. ラズベリーズ - ゴー・オール・ザ・ウェイ
  2. 02. イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー - シーモンの涙
  3. 03. バッド・フィンガー - デイ・アフター・デイ
  4. 04. CCR - 雨を見たかい
  5. 05. レターメン - 涙の口づけ
  6. 06. アリス・クーパー - アリスは大統領
  7. 07. ミッシェル・ポルナレフ - シェリーに口づけ
  8. 08. ジェリー・ウォレス - 男の世界
  9. 09. デビット・ボウイ - スターマン
  10. 10. ダニエル・ガラード - バタフライ
  11. 11. ロボ - 片想いと僕
  12. 12. シカゴ - 長い夜
  13. 13. キャット・スチーブンス - 雨にぬれた朝
  14. 14. ビージーズ – 小さな恋の物語
  15. 15. カーペンターズ - 愛のプレリュード
  16. 16. デープ・パープル - ブラックナイト
  17. 17. レッド・ツェッペリン - 胸いっぱいの愛を
  18. 18. ポール・マッカットニー & ウィングス - 007死ぬのは奴らだ
  19. 19. チェイス - ゲット・イット・オン
  20. 20. ブレッド - 愛のわかれ道
  21. 21. ユーライア・ヒープ - 瞳に光る涙
  22. 22.ジョージ・ハリソン – マイ・スイートロード

 

 

 

[70’vol.2]

なぜかこのCDシリーズを聴くと今でも日曜日の午後の雰囲気になる。(日曜の午後3時頃の番組だったような気がする)遊ぶものが家になかった時代、外で友達と遊んでいても「オール・ジャパン・ポップス20」だけは聞き逃すわけにはいかない。そんな時はラジカセ(電池式)を自転車に積んで遊びに出かけたものだった。

 

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  1. 01. カリフォルニアの青い空(アルバート・ハモンド)
  2. 02. メタルグルー(Tレックス)
  3. 03. スーパースター(カーペンターズ)
  4. 04. ポップコーン(ホット・バター)
  5. 05. 愛するハーモニー(ニュー・シーカー)
  6. 06. 愛は面影の中に(ロバータ・フラック)
  7. 07. キャン・ザ・キャン(スージー・クアトロ)
  8. 08. ハイウェイスター(デープ・パープル)
  9. 09. サテンの夜(ムーディー・ブルース)
  10. 10. ギターマン(ブレッド)
  11. 11. 明日の風(バッド・フィンガー)
  12. 12. ブラック・アンド・ホワイト(ザ・スリードッグナイト)
  13. 13. ジャニスの祈り(ジャニス・ジョプリン)
  14. 14. シング(カーペンターズ)
  15. 15. 名前のない馬(アメリカ)
  16. 16. イン・ザ・モーニング(ビージーズ)
  17. 17. 対自核(ユーライア・ヒープ)
  18. 18. 暗黒への旅路(マウンテン)
  19. 19. いとしのサマーブリーズ(シールズ・アンド・クロフォフ)

 

 

[70’vol.3]

この時代「カーペンターズ」「ミッシェル・ポルナレフ」などが軒並み上位を占めていてそこにロックバンドが割りいるかたちでトップ20の枠を争っていた。またUKロックとUSロック戦いも熱が入っていた。

 

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  1. 01. うつろな愛(カーリー・サイモン)
  2. 02. サタデー・イン・ザ・パーク(シカゴ)
  3. 03. スイート・キャロライン(ニール・ダイヤモンド)
  4. 04. 愛の願い(ミシェル・ポルナレフ)
  5. 05. マミー・ブルー(ポップ・トップス)
  6. 06. プラウド・メアリー(CCR)
  7. 07. アローン・アゲイン(ギルバート・オサリバン)
  8. 08. ラン・ラン・ラン(ジョ・ジョ・ガン)
  9. 09. マギー・メイ(ロッド・スチュアート)
  10. 10. 孤独の旅路(ニール・ヤング)
  11. 11. 安息の日々(ユーライア・ヒープ)
  12. 12. パラノイド(ブラック・サバス)
  13. 13. 落葉のコンチェルト(アルバート・ハモンド)
  14. 14. バッド・オン・ザ・ラン(ポール・マッカートニー&ウイングス)
  15. 15. ハート・ブレイカー(グランド・ファンク・レイルロード)
  16. 16. トップ・オブ・ザ・ワールド(カーペンターズ)
  17. 17. オールド・ファッション・ラブ・ソング(スリードッグ・ナイト)
  18. 18. ウイズアウト・ユー(ネルソン)
  19. 19. ジンジニー(デビット・ボーイ)
  20. 20. マインド・ゲーム(ジョン・レノン)

 

 

[70’vol.4]

UKロックではこの当時「レッド・ツェッペリン」より「ユーライア・ヒープ」の方がトップ20にはよく顔を出していた。この後、ベトナム戦争が終わりフォーク系が氷河期に入りロックがいろいろな音楽と融合し発展していくのであった。

 

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  1. 01. ブラック・ドッグ(レッド・ツェッペリン)
  2. 02. オール・ライト・ナウ(フリー)
  3. 03. 愛の休日(ミッシェル・ポルナレフ)
  4. 04. クレイジー・ホース(オズモンズ)
  5. 05. 遙かなる影(カーペンターズ)
  6. 06. ハイ・ハイ・ハイ(ポール・マッカットニー&ウイングス)
  7. 07. カム・オン・フリー・ザ・ノイズ(スレイド)
  8. 08. 悪魔とドライブ(スージー・クアトロ)
  9. 09. やさしく歌って(ロバータ・フラッグ)
  10. 10. ナオミの夢(ヘドバとダビデ)
  11. 11. 黒い戦争(エドウィン・スター)
  12. 12. ウーマン・フロム・トキョー(デープ・パープル)
  13. 13. チルドレン・オブ・ザ・レボリューション(T・レックス)
  14. 14. 母と子の絆(ポール・サイモン)
  15. 15. イエスタデー・アンス・モア(カーペンターズ)
  16. 16. 魔法使い(ユーライア・ヒープ)
  17. 17. アメリカン・バンド(グランド・ファンク・レイルロード)
  18. 18. ロコモーション(グランド・ファンク・レイルロード)
  19. 19. 若葉のころ(ビージーズ)
  20. 20. スクールズ・アウト(アリス・クーパー)
  21. 21. 天使のささやき(スリー・ディグリーズ)
  22. 22. イマジン(ジョン・レノン)

 

ラジオ番組[オールジャパンポップス20]は日本のみの投票結果でその当時の日本人の好みが良く判ります。日本の洋楽ファンを増やすのに貢献したのは事実です。80’代に入りTV番組「MTV]も同じような結果をもたらしましたね

 

:教授「こらよ、誰でん聴きよったわ!おらよ、通?ツー?つーが聴くよなロックやらを聴きよったつよね・・。ハイグレ・・?プログレやら、濃いーっツやら、リフのひんがいいつやら・・・。幻想的なつやら・・。その当時、誰も相手んせんよなつを聞きよったつよ!」

 

今じゃ名盤じゃがね~。通、ツー、つー、ワン、ツゥー、ツゥー、チェック!ワン、ツゥー

 

 

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