by Yo's

[第7回] NEW! 「バンドの寿命」、「マイクの種類」、「Yo's Record Collections」

■バンドの寿命

 

レトロのブッキングを担当しているMIKIちゃんが出演依頼の連絡をしたところ、「すでに解散してました」とか「しばらく休止中です」とか良く言ってます。

 

そんな事を聞く度に、「いいバンドだったのにもったいないな~」なんて良く思うんだなぁ~。

カッコ良く印象に残ってiいるバンドに限って・・・もったいないなぁ~。 

 

さてそこでバンドの寿命とは、どんなもんなんでしょうか?

 

※一時的な企画バンドなどは除きます。

 

 

その要因をあげてみると、

 

「方向性の違い」

●実はメンバーのや りたいことがそれぞれ違っていて、本来自分がやりたい音楽をやりたくなった。

 

「意見の相違」

●オリジナルオンリーか?コピーか?とか練習の回数、ライブの回数など・・・。

●バンドの掛け持ちをする事への考えの違い。

●真剣に取り組むがゆえにバンドへの価値観の違いが生じてくる。

 

「技量の違い」

●うまいとか下手とかで決められ嫌な思いをした。

●もっと上手な人達と組みたがる。

 

「喧嘩」

●打ち上げで飲み過ぎ、日頃のうっぷんを吐き出したら喧嘩になって仲直りしないまま。

 

「家庭の問題」

●嫁がうるさい。「あんた!下手なバンドいつまっでんせんで子供の面倒見てよ!バンドに金かけるこたならんよ!そんげなかねがあっとやったら家に入れない!」と言われた。

●嫁が妊娠、出産で旦那がバンドどころではなくなった。

 

「個人的な問題」

●メンバーの誰かが借金してどこかいなくなった。

●メンバーの誰かが転勤で存続が難しくなった。

●仕事が忙しくなりバンド活動が難しくなった。

●学生バンドで卒業の為、メンバーがいなくなった。

 

「女性メンバーの問題」

●結婚を機会にバンドを辞める。

●彼氏がヤキモチを焼きだした。

●男性メンバーの誰かがセクハラした。

 

など、解散にはいろいろと事情があると思います。プロでない限り「個人の問題」など、どうしても避けられない理由なら仕方ないとしても、それ以外は、話し合ったり、他のメンバーの立場になって考えてみたりすれば存続できることなどあると思います。

 

バンドとは2人以上いればいろいろと問題を抱えるのは当然だと思いますが、一緒にバンドをやると決めた時にこれから抱える問題を想定して、方向性や音楽性、個人的な事情などを考慮して今一度、じっくりと話し合いそれから決断することが大切だと思います。

 

「音楽が好きだから」、「演奏するのが好きだから」だけの理由で気軽にOKを出すのは考え物ですね・・・。

 

 

とは言っても、それでもバンドをやりたいと言う気持ちはどうしても持ってますよね。

メジャーデビューやプロを目指す目的のバンドであればライブ活動も多くなるしオリジナル中心だから練習なども多いしそれなり覚悟が必要ですが、アマチュアとしてバンド活動をやるのであれば、他のメンバーの立場などを考え、技量の差をみんなで克服し楽しくやっていくことが大事だと思います。

 

 

皆さん、末永く楽しいバンド生活を送ってください。

 


■マイク種類

 

最近、良く持ち込みのマイクを使用するバンドがあります。「こだわり」と言う点では感心しております。

ただ本当にそのマイクの特性を知って使用しているのかは、疑問に思うところがあります。

通常、どこのライブハウスでもSHURE SM58が定番で使用しているところが多いです。当店も定番で使用しています。

持ち込みもSM58の人もいます。箱のマイクはいろいろな人が使用するので、それが嫌だという人だと思います。

あと、多いのがBETA 58やBETA57ですね。その他にガイコツマイクやEV、AUDIXなどなどですね。

どれもそれなりの特徴を理解して使用すれば問題ないと思います。

そこでこれらのマイクの特徴を私が感じたなりに説明いたします。

 

 

●SHURE SM58

 定番中の定番、当店のサウンドシステム、モニターのセッティングは、このマイクで調整してあshure_sm58.jpgります。

 

 

 

●SHURE BETA58

 SM58に比べ高音域が強い為、抜けが良くなったと感じやすいがキンキンな感じになりやすい。shure_beta58a.jpg

 

 

 

●SHURE BETA57

 音質はBETA58と同じだが指向性が狭く口元が少しでもずれたら音量が激減する。たとえばギターなど弾きながら歌うとき手元を見ると口がマイクから離れると声が小さくなる。しっかりと向いていれば音量は大きくなる。beta57a.jpg

 

 

 

●ガイコツマイク

 SHURE 55SH2は、他のマイクと比べるとハウリングに弱い、音質は良く言えば甘い音、悪く言えば抜けが悪い。よってそれなりのジャンルや使用用途を選ぶマイクですね。shure_55sh2.jpg

 

 

 

■コンデンサーマイク

 SHURE BETA87Aなどのコンデンサーマイクを持ち込む人が最近、多くなっていますが、プロのDVDなどを見るとライブなどで使用しているのを見かけますが、あくまでも録音と言うことが前提にあるDVDでは使用しますが、高価な上に取り扱いも丁寧にしないとすぐ壊れてしまうし、感度が良すぎてハウリングの原因にもなりますので通常のライブではあまりお薦めできません。beta87-.jpg

 

 

 

ここまで書いたのはあくまでニューレトロクラブのサウンドシステムの中でのことであり、他のライブハウスにはそうとは限りませんのでオペレーターの人と相談されるのが一番だと思います。

 

それと一番大事なのは自分の声の特徴です。それにあったマイク選びが必要になってきます。自分にあったマイクを使用することで随分と代わってくることもあります。

 

レトロにはいろんなマイクがありますのでその人にあったマイクを使用するようにしております。

 


 ■Yo's Record Collections

 

ここでは私が10歳から集めたレコード約3000枚の中から「思い出に残るレコード」、「名盤中の名盤」、「レアなレコード」、「あまり知られてない素晴らしいバンド」、「是非、聴いてほしいレコード」などをジャンルにこだわらず紹介していきます。

 

まずは私の音楽遍歴から・・・[ Part 1] 

1958年、社会教師をしていた父親と音楽教師をしていた母親の間に生誕。

3歳のとき橋幸夫が歌う「潮来笠」 http://www.youtube.com/watch?v=Zo5JHyGEt2I を口ずさみ、“潮来のいたろう”になりきる。髪型も・・・(実際は橋幸夫の髪型だった)

4歳のときのお気に入りは」、「♪ア ホレ スイスイ スーララッタ スラスラ スイスイスイ・・・♪」 植木等の「スーダラ節」 http://www.youtube.com/watch?v=8rkjHleZfEk&feature=related 

これを祖父が亡くなり葬式の合間にもかけていたらしい。

 

その後、音楽好きの両親であったため他の家庭よりは音楽を聴く機会が多くあり10歳で洋楽に目覚めるまで

いろいろな音楽を聴いていた。

 

[ part 2]へ続く・・・

 

そんなところで今回紹介するのは、中学2年生の頃にかったレコードでイギリス、プログレッシブ・ロックの代表「Yes」です。 

 

 IMG_1798.JPG[Yes / 危機] 1972年

イエスが1972年にリリースした[Close to the Edge] 邦題「危機」です。

A面 1、危機(CLOSE TO THE EDGE)

B面 1、同志(AND YOU AND I)

         2、シベリアン・カートゥル(SIBERIAN KHATRU)

 

 

当時、プログレッシブ・ロックと言えば「ピンクフロイド」、「キングクリムゾン」、「ムディーブルース」などが代表ですが、ロックと言うジャンルを通り越し、緊張感の中にファンタスティックで宇宙の果てに飛んでいくような広がりのある音楽、現実から遠ざけてくれる、一種の幻想や創造を彷彿させる音楽と言ってよいだろう。

 

当時、ヘッドホーンをして暗い部屋でこのレコードに針を落とすと、家全体が宇宙船になって宇宙へ旅立つ妄想にふけっていたものだ。

 

このアルバムはファーストアルバム「Yes」1969年からすると5枚目のアルバムになり全3曲、しかし1曲の中にいくつかの題がありトータルコンセプトになっている。

それまでサイケやシンフォニックロックと言われた1.2枚目だが3枚目から加わった多種多様なジャンルのギター演奏ができる「スティーブ・ハウ」のロックの決まったフレーズを弾かないのがサウンドに大きく影響してきて、そして前作「こわれもの」からマルチ・キーボードの「リック・ウェイクマン」が加入した。彼は、西洋古典音楽の理論とゆたかな技術そして最新のテクノロジー(ムーグ・シンセサイザーやメロトロンなど)を加えた演奏で「イエスの音楽性」を築き上げたと思う 。予約だけで100万ドル(当時1ドル¥360)オーバーし早々ゴールドディスクに設定された。

 

 

 「イエスの黄金期」とは、このアルバムと前作「こわれもの / 1971年」の2枚だと思うし私の中では「危機」がベストです。

 

※1983年に発売された「ロンリーハート」は知っている人は多いと思うけど、私からすれば「Yes」じゃない!

 

Ba. - クリス・スクワイア /  Vo. - ジョン・アンダーソン /  Dr. - ビル・ブラッフォード /  Gt. - スティーヴ・ハウ

Key. - リック・ウェイクマン

 

IMG_1799.JPG

「Yes」のジャケットにも興味をそそられた。「危機」の中身のアートだが、別世界を彷彿させてくれる。

 

 前作の「こわれもの」から商業的に成功したその後のジャケットデザインを手がけているイギリス出身の「ロジャー・ディーン」の想像絵画も「Yes」の音楽性にはピッタリだった。

 

当時、20代そこそこの彼らがやっていた音楽を、今の同世代の人達にも聴いてほしい。

 

そして想像力を豊かにしてほしい・・・そんな音楽だと思う。    文 /  Yo's   

 

※「Yo's-unit」のYo'sは「Yes」の影響。

 

ちなみに音源を[You Tube]で・・・。

環境を整え時間のあるときに最後までお聴きになることをお薦めします。

 

 

[A面]危機(CLOSE TO THE EDGE)※part 1とpart 2で20分ほどあります。  

part 1 http://www.youtube.com/watch?v=P6xNhksHyXI&feature=related

part2   http://www.youtube.com/watch?v=WunYz7Io-68&feature=related

 

[B面 1 ] 同志(AND YOU AND I) 

 http://www.youtube.com/watch?v=OuiI0kV4joQ&feature=PlayList&p=AD127859A9F4C750&playnext=1&index=11

[B面 2] シベリアン・カートゥル(SIBERIAN KHATRU)

http://www.youtube.com/watch?v=u4-tXGOwZ3U&feature=fvw