ライブレポート

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2008年01月01日

A Christmas Of Jazz Gospel & Love [Tony Guppy presents]

トリニダートトバコ出身のスチールパン奏者、トニー・グッピー主催のクリスマスイベントが12月19日(水)行われた。普段は営業日ではないのだが、レコーディングやらで東京と宮崎を行き来して、この日しかトニーの都合が取れずこの日の開催となりました。バックを務めるのは宮崎を代表するミュージシャンが務め、ゲストに二人のボーカリストも加わりジャズとゴスペルと愛の融合となったライブであった。



[Tony Guppy(steelpan)]

スティールパンでは今や日本、いや世界にも通用するト二ー。本場トリニダートトバコでも優秀なスティールパン奏者として賞を受けたほどの人物である。スティールパンと言えばカリビアンを想像するが、本人曰く「スティールパンはどのようなジャンルにも合う楽器でジャンルにこだわらずに演奏していきたい」と言っていた。そういえば、ジャコ・パストリアスのソウルイントロ/ザ・チキンではスティールパンが入っていたなぁ・・。とにかく歌心ある演奏はさすが世界レベルだ。

今回のライブを影でサポートし、自らもピアノで参加のヘビメタからジャズまでこなすご存知、ピアノ、大西洋介。トニーとのデュオは圧巻だった(写真左)。彼もまたヘビメタからジャズまでこなすベーシスト、竹下信行。エレベとウッドを使い分け、アグレッシブなビートと繊細なビートをうまく使い分けていた(写真右)。トニー、大西、竹下は以前より、何度となく共演しており、さすが息のあった演奏だった。

彼も宮崎を代表するアルトサックス奏者、河埜章氏。ジャズスポット「ライフタイム」をホームグランドとし中央のプロミュージシャンとよくセッションなどをして腕前はプロレベル。宮崎ニューサウンズ・オーケストラにも所属して後輩の育成など活躍している。今回も素晴らしいソロを聴かせたくれた(写真左)。トニーとは出身が同じく、世界各地で演奏活動の経験を持つ、こちらもトニーと呼んでるが、ドラム、アンソニー・ガイ(写真右)。パーカッションもこなし、トニー&トニーとしても活躍している。

今回のライブには女性ボーカルのゲストが二人いました。その一人、郷 夏佳さん。ゴスペルを基盤とした歌い方で、伸びのある高音とシャウトした歌いまわしは圧巻だった。アカペラ調にアレンジされた「アメージング・グレイス」は魅力的だった。

そしてもう一人のゲストは本格的ジャズシンガーの香月保乃さん。ノリ、歌いまわし、まさにジャズそのもので声の厚みは、バックの演奏に引けをとらない迫力があった。また「スペイン」では客席後ろからトロンボーンを吹きながらの登場と言う演出もありトロンボーン奏者としても素晴らしい演奏を聴かせてくれた。

演奏者、お客さんと楽しい雰囲気に包まれた今回のライブであったが、これだけの宮崎在住のそれも実力最高峰のミュージシャンの演奏は、めったに見られるものではない。ほとんどがプロとして音楽活動をされてるにもかかわらず、アマチュアミュージシャンとバンドを作ったり、セッションしたりと気取らず接してくれてる。ありがたいことである。

飲みすぎんけりゃまだいいとんね・・・。約3名。


残念なことにトニーは一旦、帰国し、そしてその後は、拠点を東京に移すらしく、トニーのスティールパンを頻繁に聴く機会が少なくなってしまう・・?何度か遠くまで一緒に演奏しに行ったり、セッションしたことが貴重な思い出になるのだろうか・・?トニーは宮崎が好きだから、いつかまた宮崎に帰って来て演奏をして欲しい。頑張ってくださいトニー・・・。

お疲れ様でした。

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